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積丹のウニ丼 · 写真: 切干大根 / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)

積丹のウニ丼 · 写真: 切干大根 / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)

日本小樽

小樽・積丹のウニ丼:赤いバフンウニと白いムラサキウニ、夏だけの海の味

小樽とその西の積丹半島は、夏になるとウニ丼を目当てに訪れる人でにぎわいます。2種類のウニの違い、漁の時期、小樽と積丹で食べられる場所、注文前に知っておきたいことをまとめました。

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夏が来たらウニを食べに行く

小樽から西へ続く積丹半島は「積丹ブルー」と呼ばれる深い青の海で知られています。この海のもう一つの名物がウニです。北海道の公式観光サイトは、積丹の天然ウニは6月から8月に旬を迎え、この時期だけ味わえるウニ丼が地域の名物だと紹介しています。 小樽沿岸でもおおむね5月中旬ごろから夏にかけてウニ漁が続き、駅前の市場や運河の周辺でその日に揚がったウニを味わえます。そのため夏の北海道旅行では、札幌から小樽を経て積丹までウニを求めて回る旅程を組む人も多くいます。ウニは年ごとに漁の状況が変わる自然の恵みなので、同じ夏でもいつ行くかによって味も値段もかなり違ってきます。

2種類のウニ:赤いバフン、白いムラサキ

この一帯で獲れるウニは大きく2種類です。一つは「赤」と呼ばれるエゾバフンウニで、地元では「ガゼ」とも呼ばれます。身は濃いオレンジ色で、味が濃く甘く、値段も高めです。もう一つは「白」と呼ばれるキタムラサキウニで、地元の呼び名は「ノナ」。淡い黄色で甘さがすっきりしていて、比較的手ごろで手に入りやすいウニです。 北海道の観光サイトは、積丹のウニは昆布が豊富な海で育ち、繊細で奥深い味わいになると説明しています。丼の店ではバフンだけをのせた「赤ウニ丼」、ムラサキだけの「白ウニ丼」、両方を半分ずつ盛った「赤白丼」のように分けて売ることが多いので、初めてなら食べ比べができる赤白丼を選んでみるのもいいでしょう。

いつ行くか:解禁と旬

ウニ漁は資源を守るために期間や時間が決められています。積丹のウニは北海道の観光サイトによると6月から8月が旬で、毎年の正確な解禁日は地元の漁協などが決めます。小樽沿岸のウニ漁は、地元紙が毎年5月中旬の解禁を伝えてきており、おおむね夏のあいだ続きます。 ただ、年によって状況は大きく違います。2025年は高水温の影響で小樽沿岸のエゾバフンウニの漁獲量が223キロにとどまり、一昨年の1割ほどで、価格も高騰したと報じられました。バフンウニをどうしても食べたいなら、出発前にその年の解禁日や漁の状況を確かめておくのが空振りを減らすコツです。

どこで食べるか:小樽駅前から半島の漁港まで

小樽でいちばん手軽なのは、小樽駅のすぐそばの市場一帯です。海産物の店や食堂が集まっていて、生ウニを買ったり丼で食べたりできます。駅から歩いて10分あまりの寿司屋通り一帯や、運河・堺町通りの周辺にもウニを出す店があります。市街から少し離れた漁師町の祝津には、漁師の家族が営む食堂もあります。 積丹半島では、半島各地の漁港周辺にウニ丼を出す食堂が点在しています。公共交通が少ないのでレンタカーや観光バスで行く人が多く、夏の繁忙期の週末には店の前に長い行列ができることもあるので、早めに着くのがおすすめです。景色と一緒に楽しむなら積丹、列車の時間に追われているなら小樽が現実的な選択です。

注文前に知っておきたいこと

ウニ丼の値段は、メニューに「時価」とだけ書かれていることがよくあります。その日の水揚げ量やウニの種類で値段が変わるという意味なので、注文前に必ず値段を確かめましょう。特にバフンウニをたっぷりのせた丼は、漁期の初めにはかなり高くなることもあります。市場の海産物店では100g単位でウニを売る店もあり、丼の代わりに少しだけ買って味わう方法もあります。 ウニの季節以外にも丼を出す店はありますが、その場合はほかの産地のものや保存処理したものの可能性があるので、「地元の生ウニ」かどうか気になるなら聞いてみるといいでしょう。また、天気が悪く船が出られなかった日には生ウニがないこともあります。丼はしょうゆをたっぷりかけるより、わさびを少し添えて、まずウニ本来の甘みを感じてみるのがおすすめです。

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小樽・積丹のウニ丼:赤いバフンウニと白いムラサキウニ、夏だけの海の味 | TastyLog