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ゴイカーマイ

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ベトナム

ゴイカーマイ:ファンティエット・ムイネーの海の魚の和え物をライスペーパーで包む

ファンティエットの海辺で海鮮料理の最初の一皿として出てくるゴイカーマイは、小さく透きとおった魚をライム果汁で軽く締め、ハーブやピーナッツと和えた料理です。どんな魚か、どう包んで食べるか、注文時の注意をまとめました。

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ファンティエットの海を代表する前菜

ムイネー(Mũi Né)はファンティエット(Phan Thiết)の中心部から東の海岸沿いに続く漁村兼リゾートで、赤い砂丘と漁船でいっぱいの港で知られます。旧ビントゥアン省に属し、2025年7月の省の統合で今はラムドン省の一部です。 この一帯の海の料理を語るとき欠かせないのが、ゴイ(gỏi)、つまり生や軽く火を通した材料を甘酸っぱく和えた和え物です。ベトナムの日刊紙VnExpressは、ファンティエットの名物としてゴイカーマイ(gỏi cá mai)を挙げ、新鮮な魚の身を香草と一緒に食べ、魚醤とタマリンドのソースを添えるのが特徴だと紹介しています。ベトナムの記録団体も2021〜2022年に「ファンティエットの魚の和え物」を名物料理のリストに加えましたが、特定の魚ではなく和え物全体を認めたものだと現地メディアは付け加えています。

カーマイとはどんな魚?

カーマイ(cá mai)は体が小さく身が半透明で、甘みがあって生臭さが少なく、和え物に特に向く魚として紹介されます。英語名は資料によって異なり、ホワイトアンチョビとするところもあればイワシの仲間とするところもあります。旅行者としては「指ほどの小さな銀色の魚」と思っておけば十分です。 ファンティエットの魚のゴイはカーマイだけではありません。現地メディアによると、生で和えるゴイにはカーマイのほか、カードゥック(cá đục)、カースオット(cá suốt)、カーゾイ(cá dỗi)といった小魚を使い、乾かしたり別の下処理をするゴイにはカーチッ(cá trích、ニシン・イワシの仲間)やカーエット(cá ét)を使います。その日港に何が揚がったかで顔ぶれが変わる、いかにも海辺らしい料理です。メニューに何種類もゴイがあれば、カーマイがいちばん定番の選択です。

ライムで「火を通す」和え物

ゴイカーマイは火を使いません。うろこと骨を取って細く切った魚の身をライム汁でもみ込むと、酸の働きで身が白くなり、半ば火が通ったような状態になります。VnExpressは、魚はとびきり新鮮でなければならず、身が崩れないよう軽く手早く下ごしらえすることが大切だと説明しています。 同紙によると、そこにラウラム(rau răm)やバジルなどの香草、玉ねぎとネギ、唐辛子、炒ったピーナッツとゴマ、揚げエシャロットを加え、魚醤にニンニク・唐辛子・ライム・砂糖を合わせたたれで和えます。つけだれはタマリンドと熟したバナナ、ゴマ、砕いたピーナッツでとろりと仕上げたもので、甘酸っぱく香ばしい味です。漁師たちはもっと簡単に、ライムでしめた魚を唐辛子入りの魚醤とたっぷりのネギで和えて食べると現地メディアは伝えています。

包んで食べる方法

ゴイカーマイはふつう和え物が皿に盛られ、ライスペーパーと野菜のかごが一緒に出てきます。ライスペーパーは水で軽く戻した柔らかいものの場合も、パリッと焼いたものの場合もあります。野菜はラウラム、バジル(húng quế)、シソに似たティアトー(tía tô)などのハーブに加え、薄切りのスターフルーツ(khế)、渋みのある青いバナナ(chuối chát)、キュウリなどが添えられ、味のバランスをとります。 食べ方は簡単です。ライスペーパーを広げてハーブと野菜を敷き、和え物をひと箸のせてくるくる巻き、一緒に出てきた甘酸っぱくて辛いたれにつけて食べます。焼いたライスペーパーなら、せんべいのように割って和え物をのせてもかまいません。ライムの酸味、ピーナッツとティンの香ばしさ、ハーブの香りが一口に重なるのがこの料理の魅力です。手で包んで食べるので、おしぼりが一緒に出ることが多いです。

注文のコツと注意点

ゴイカーマイは、海鮮食堂で焼き物や蒸し物を頼む前の最初の一皿として注文されることが多い料理です。ファンティエット中心部の漁港周辺やムイネーの海岸通り沿いに海鮮食堂が集まっているので、その日に揚がった魚を聞いてからゴイを頼みましょう。値段は店や時期によってかなり違うので、注文前に確認すると安心です。 現地メディアによると、ファンティエットの魚の和え物は以前はやや甘めでしたが、観光客が増え、いろいろな地域の客の声が反映されて、今はより濃い味に変わったそうです。生魚を酸だけでしめる料理なので、客が多く魚の回転が速い店を選ぶのがよく、胃が弱い人や妊娠中の人は避けるか少量だけ味わうのが安全です。

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ゴイカーマイ:ファンティエット・ムイネーの海の魚の和え物をライスペーパーで包む | TastyLog