豆知識
ボラカイのパルート

ボラカイのパルート

フィリピンボラカイ

ボラカイの「パルート(Paluto)」:市場で魚介を選び、隣の食堂で料理してもらう方法

ボラカイで一番地元らしい海鮮の食事は市場から始まります。市場の屋台で魚やエビ、カニを自分で買い、近くの食堂に預けると好きな方法で料理してくれる「パルート」。利用の流れ、調理法の選び方、値段交渉のコツをまとめました。

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パルートとは:「料理してください」という言葉

「パルート(paluto)」は、フィリピン語で「料理する」を意味する「ルト(luto)」に「〜させる」という意味がついた言葉で、客が持ち込んだ材料を食堂が代わりに料理する方式を指します。フィリピンの海辺の町や市場のあちこちで見られますが、旅行者に一番よく知られているのがボラカイです。 流れは簡単です。まず魚市場の屋台で、魚・エビ・カニ・貝・イカなどの魚介と野菜を自分で買います。次に市場の周りに集まっているパルートの食堂に材料を預け、好きな調理法を伝えると、調理代を受け取って料理し、テーブルに並べてくれます。ビーチのレストランで出来上がった料理を注文するより選ぶ楽しさがあり、材料の新鮮さを自分の目で確かめられるのが魅力です。

ボラカイの海鮮市場、ディタリパパ

ボラカイはアクラン州マライ町に属する島で、バラバグ、マノクマノク、ヤパクの三つの地区からなります。パルートの中心は、ホワイトビーチの中ほどにあたるステーション2一帯にある「ディタリパパ(D'Talipapa)」市場です。「タリパパ」はフィリピン語で小さな市場や仮設の市場を意味する言葉です。 2004年にできたこの市場は2017年の大火事で閉鎖され、2018年の島の整備とコロナ禍で再建が遅れたのち、2026年3月に仮オープン、5月1日に正式に再開しました。地元メディアによると、新しい建物は浸水対策で地面を1.5メートルかさ上げし、以前の店の多くが戻って、再び島を代表するパルートの場所になっています。ビーチから歩きかトライシクルで簡単に行けるので、海水浴のあとの夕食に訪れる人が多いです。

何を、どう料理してもらうか

パルートの食堂では、フィリピン式の魚介料理のほとんどを選べます。魚は炭火焼きの「イニハウ」や酸味のあるスープ「シニガン」、エビは塩水で蒸し煮にする「ハラボス」やガーリックバター炒め、カニは蒸し、貝は焼きかスープ、牡蠣や新鮮な魚は酢で和える「キニラウ」に、という頼み方がよくあります。 一つの材料を二通りに分けて料理してもらうこともできます。大人数なら、焼き・スープ・炒め・生と調理法を混ぜるとテーブルが豊かになります。ご飯は食堂で別に注文し、カラマンシーと醤油・酢のタレを添えるといいでしょう。

交渉と会計:重さと調理代を必ず確認

市場の魚介はたいていキロ単位で値段がつきます。観光客に最初に言われる値段は高いことがあるので、すぐに受け入れず交渉してみましょう。いくつかの屋台を回って相場を比べてから買うのがよく、はかりで量るところを自分の目で見て重さを確かめましょう。 パルートの食堂の調理代は、重さや料理の品数で決める店が多いものの、方式も金額も店によって違います。材料を買う前に預ける食堂を決め、調理代の計算方法やご飯・飲み物の値段を聞いておけば、あとで驚くことはありません。カニやロブスターなど高い材料は、とくに1匹あたりの値段か重さあたりの値段かを確認してください。

旅のヒント:時間帯ときれいな島を守る

屋台の魚介は売れた分だけ減っていき、夕食どきは食堂が混んで待つこともあります。日が沈む前に買い物をして、夕日を見てから食事するプランが無難です。 ボラカイは環境悪化のため、2018年4月26日から10月26日までの半年間、観光客の立ち入りを止めて整備したことがあります。それ以来ビーチの環境ルールが厳しくなっているので、ゴミは必ず決められた場所へ。生ものは衛生面で信頼できる食堂で食べ、残った料理は持ち帰り用に包んでもらいましょう。

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ボラカイの「パルート(Paluto)」:市場で魚介を選び、隣の食堂で料理してもらう方法 | TastyLog